植毛できる密度はどれくらいか

植毛できる密度はどれくらいか

 

日本人の場合、160本/平方センチのヘアが生えています。
1株に2本の毛が生えているとすると、80株/平方センチあるということになります。

 

この80株/平方センチというのは、約1ミリ四方に1つの毛根がある状態
と思っていただければ良いでしょう。

 

では、本来の状態では1ミリおきに生えているものを、植毛手術で植えていくとどうなるのでしょうか。
アメリカの植毛では1平方センチに40株くらい植えられるという報告もありますが、
日本人のヘアはやや大きめなので、その密度に植えることは厳しいかもしれません。

 

結論から言えば、どんなに頑張っても倍の2ミリ間隔程度でしょう。
そして2ミリ間隔で植えて言った場合、1平方センチに植えられるのは
平均して約20株(40本)ということになります。
因みに、3ミリ間隔だと1平方センチに約10株(20本)しか植えることができません。

 

ですから、1回の植毛で得られる密度は、本来の160本/平方センチに対して
40本/平方センチ=25%で、それを2度繰り返せば50%の密度にアップさせることができるということです。

 

よく『2000本を2回植えるのと4000本を1回に植えるのでは、どういう違いがありますか?』
という質問を受けますが、1平方センチに40本植毛するとすれば、前者の場合は1回に50平方センチに、
後者の場合は100平方センチに植えることができるのはすぐにわかるでしょう。

 

さらに、前者の場合は植毛を2度することで、50平方センチに40本×2=80本/平方センチ
の密度まで持ってゆくことができるのです。

 

つまり、1回の植毛本数は薄毛になっている面積の違いであり、
回数を重ねるのは、密度を高める意味があると考えていただければよいでしょう。

 

実際には50%の密度になるとほとんどの方は満足していただけるケースがほとんどです。

 

すなわち、最新の植毛コンセプトとは、1の面積のドナーで2倍の面積の薄毛を改善するということになります。
この点では、従来から行われているフラップのように1:1の移動より効率が良いかもしれません。

 

もちろん50%の密度では満足せず、2〜3回植毛を続ける方もいます。
ただ、この場合4回目には100%になるかというと、そういうわけにはいきません。
株と株の間隔が狭くなってくればロスも増えるので達成できるのは多くてもオリジナルの7〜8割程度です。

自毛植毛の種類と違い

 

FUE法・・・「パンチブレード」と呼ばれる機器を使い、人の手によって毛根ひとつひとつをくり抜いていく手法です。
メリット・・・頭皮を切る必要がなく、術後の回復が早い
デメリット・・・毛根を傷つけやすく、1つ1つ手作業で採取するため時間効率が悪い
また、施術者の技術力に依存するので下手な人だと定着率が悪くなる。

 

FUT法・・・頭皮をメスで帯状に切り取り、毛包単位で株分けする手法です。
メリット・・・無駄にするドナーの数が少なく生着率が高い
デメリット・・・メスを使うので術後の回復も遅く痛みを伴う

植毛できる密度はどれくらいか

 

 

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