お肌のしくみとスキンケアの知識を解説します。

『キチンと毎日お手入れをしているのに
なかなか肌が答えてくれない・・・』
そう感じている方は結構多いようです。

 

でも、そんな方はちょっと考えてください
『本当の正しいスキンケアができているのでしょうか?』

 

最近では、毎日のようにいろいろなメーカーから
数多くの化粧品が発売され、効果をうたった宣伝や口コミが
否応なしに耳に入ってきます。

 

たくさんの情報の中から『何が正しいのか』信じることができずに
戸惑っている方も多いと思います。

 

 

大切なことは肌のメカニズムやスキンケアの正しい情報を
身に着けることではないでしょうか。

 

基本を知ることで、氾濫する情報に惑わされることはなくなります。
このサイトでは『スキンケアの基本的知識』を解説したいと思います。

 

スキンケアの基本について

お肌のしくみとスキンケアの知識を解説します。

 

チョット元気のない観葉植物も『土を入れ替える』などの
土台からしっかりと手入れをしてやると
『生き生きと甦る』ように
肌も、キチンと土台から正しいスキンケアをすることで
よみがえることが可能なのです。

 

このスキンケアを当サイトでは、『基本的なお手入れ法』と、
肌の悩みに応じて個々に対応する
『ピンポイントのお手入れ法』に分けて説明したいと思います。

お肌のしくみとスキンケアの知識を解説します。

 

『基本的なお手入れ法』

 

肌トラブルになりにくい元気な肌をつくるには
肌の仕組みに基づいた正しいスキンケアをする習慣が大切。
その為には、まずは『保湿』が一番です。
睡眠や食事などの日々の生活習慣も大切です。

 

『ピンポイントのお手入れ法』
肌が乾燥する・ニキビ・しみ・シワなど
具体的な肌の悩みには個別に対応しなければなりません。
日々のお手入れである『基本的なお手入れ法』と併せて
ピンポイントのお手入れをすることでより確かな効果が実感できると思います。

 

 

『お肌のキメ』について
手の甲などをじっくり観察してみると、網目模様のような凸凹があることがわかります。
肌の表面には細かな溝があり、三角形や四角形の模様があります。
肌の溝の部分を皮溝と呼び、三角形などの模様の部分を皮丘と呼びます。

 

この模様がくっきりと規則正しく並んでいる状態を『キメが整ってい』状態と呼びます。

 

キメが整っている肌

キメが乱れている肌

 

キメが整っていると、肌表面がつるんとキレイに見えるだけでなく
透明感が増して美しく見えます。

 

 

キメの細かさについて
『キメの細かい肌ほど美しい』よく言われる言葉ですよね・・・

 

キメの細かい肌とは、皮溝が深くて細く
はっきりしている状態の肌を指します。
逆に、皮溝が浅く広くなっている肌は皮丘が不ぞろいになり
キメが流れて乱れている肌といいます。

 

こうなると、皮溝と皮溝の交差点にある毛穴も
大きくなってしまい肌表面もザラザラになります。

 

布地で例えると、キメの整った絹はなめらかですが、
きめの粗い麻はザラザラですよね・・・

 

キメの細かさは遺伝もありますが、もともと日本人は、
欧米人と比べてキメは細かいほうだと言われています。

 

 

お肌の構造『真皮と表皮』について

 

お肌のしくみとスキンケアの知識を解説します。

 

皮膚は1枚の皮のように見えますが、表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっています。
スキンケアで大切なのは、このうち表皮と真皮と呼ばれるところ。
ここでは『表皮』と『真皮』について解説します。

 

表皮・・・文字通り、肌の一番表面にある層のこと。
表皮は肌を通して外からの刺激を体内に入らないように守ったり、
体内の水分が蒸散するのを防ぎ肌の潤いを保つ大切な防御壁の役割をしています。

 

真皮・・・クッションのように肌のハリや弾力を保つ役割をしています。
ふっくらと立体的な肌をつくるためコラーゲンやエラスチンがたくさんあるところです。

 

真皮が加齢などで働きが低下すると、肌を支えることができなくなり
シワやたるみが生じる原因となります。

 

 

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」から成り、さらに表皮は4つの層がからできています。

 

「角質層」
「顆粒層」
「有棘層」
「基底層」

 

一番下の基底層は、新しい細胞を作り出し、次第に形を変えながら、
「有棘層」「顆粒層」となって上に上がってきます。
さらに、核がなくなって死んだ細胞=「角化細胞」となります。
「基底層」で新たな細胞が作られていれば、「角化細胞」も上へ上へと押し上げられ、
表面まで上がったところで、最後は「角質」として自然にはがれ落ちます。

 

これが、ターンオーバーと言われるものです。

 

表皮の構造について
表皮は大きく分けると『角層(角質)』と『角層以下の表皮』に分別されます。

 

角層の役割・・・外敵から身を守る盾の役割
角質細胞がレンガ状に約20層積み重なってできています。(体の部位によって違います。)
水分を2〜3割ほど含み、ラップ程度の厚み(0.02mm)の薄さで、
外部からの刺激に対して肌を守り、また、肌内部の水分が蒸散しないようにする役目があります。

 

角層以下の表皮の役割・・・肌の生産工場
真皮との境目にある『基底層』で表皮細胞が生産され、段階を経ながら
次第に角質細胞化してゆきます。
お互いの細胞はしっかりくっついており、角質とともに伸びても破れないような
丈夫な構造になっています。

 

 

真皮の構造について
真皮は表皮の下にあり主に『肌の土台』の役割をします。
肌の弾力を保ち、真皮内の毛細血管が栄養と酸素を肌の隅々まで届けます。

 

真皮内の『コラーゲン』とは
丈夫なタンパク質からできた繊維で、水分を除けば真皮の7割を占める大切な成分です。
真皮層の中で網目状の構造をつくることで肌の弾力をキープする働きがあり、
このコラーゲンが減少したり変性したりすると『シワ』や『たるみ』の直接的な原因となります。

 

真皮内の『エラスチン』とは
エラスチンはゴムのような弾力のある線維でコラーゲンのところどころをつなぎとめて
真皮を支える役割をしています。
水分を除いた真皮の5%を占める成分ですが、これもまた年齢とともに減少し
シワやたるみの原因となります。

 

真皮内の『ヒアルロン酸』とは
コラーゲンやエラスチンでつくられた網状構造の隙間を埋め尽くすゼリー状の成分。
保水性・放水性に優れ、真皮の構造を安定して保ちます。
化粧水の保水成分としても有名ですね。

 

 

肌のターンオーバーとは

 

表皮内の基底層で生まれた新しい細胞が次第に角質化してゆき、
最後に垢として剥がれ落ちる一連のサイクルのことを言います。

お肌のしくみとスキンケアの知識を解説します。

 

通常28日周期で細胞が入れ替わるので、肌が傷ついたり
乾燥でかさついたり、日焼けをしてダメージのある肌でも
健全な肌の場合は1カ月程度で回復するようになっています。

 

 

 

老化によるターンオーバーの遅れ
ターンオーバーは40代を過ぎると老化により28日周期から大きく遅れてしまいます。

 

ターンオーバー周期には個人差がありますが
一般的には加齢とともに新陳代謝が低下し、
30代〜40代になると45日程度はかかるといわれます。
年齢とともにちょっとした傷も治りにくくなっていくのはそのためです。

 

角質は加齢などでターンオーバーの周期が遅れることで厚くなってしまいます。
逆に角層以下の表皮の部分は薄くなってしまいます。

 

これにより、『肌がくすむ』『肌が硬くなる』『乾燥がなかなか治らない』『小じわができる』
などの、様々な肌トラブルが生じます。

 

 

ターンオーバーの周期を遅らせないためには、肌表面に余分な角質(垢)を
ためないようなお手入れをすることが大切です。

 

又、ターンオーバーは遅すぎても早すぎても肌トラブルの原因となります。
正常に保つためにも睡眠時間や規則正しい生活、バランスの取れた食生活、ストレスを溜めないなど、
基本的な日常生活習慣をもう一度見直してみましょう。

 

ターンオーバーが遅い場合は角質が溜まりくすんだり、薄皮を重ねたようなごわつきが出てきます。
また傷跡も治りにくくなります。
スキンケアとしては適度なピーリングを定期的に行なうことが効果的です。

 

ただし、注意が必要なのは顔を洗いすぎたり、角質ケアばかりしているとターンオーバーが早まってしまうということ。
ターンオーバーが早く乱れた肌は、核を持ったまま(不全角化)表面に押し上げられた状態となり、
未熟な細胞のまま表面に上がりゴワゴワしている状態ですので、水分を保持することが難しく乾燥したりします。

 

ワセリンやクリームで表面を滑らかにし、丁寧に保湿と保護をして洗いすぎないようにすると正常化につながります。